カラダのキズに気づくより、

ココロのキズに気づくことは、ずっとむずかしい。

とくに、じぶんのキズは、じぶんでは見えにくい。

人は、じぶんでも気づかないうちに、

キズつき、誰かをキズつけていたりする。

そのことに気づけないと、キズは一生むき出しだし、

見えないナイフをむき出しのまま持ち、

歩きつづけることになる。

わたしは、キズに気づける人になりたい。

書くことは、キズの気づきを共有すること。

言葉を通して、キズに気づける人をふやしたい。

それは、やさしい人をふやすことといっしょだと思う。